導きの星 III 災いの空(小川一水、ハルキ文庫)
下記の続き。
・・・中盤。
もう楽しいね、なんという旧き佳き宮崎アニメ。
手作り飛行機に挑戦する少年と、師匠にあたるエキセントリック天才じいさん(脳内CV:青野武)。好奇心豊かな王女さまとそれに付き従う海の男(脳内CV:納谷悟朗)。少年少女の脳内CVはパズー&シータを中心に、ジャン&ナディア、レントン&エウレカ互換なかんじで。新海誠あたりに映像化して欲しい。
しかしこのエピソードを境に物語はスケールを拡大し、一気に怒濤の鬱展開に突入するのであります。
・・・読了。
うわー、後味悪い終わり方。殲滅、裏切り、トラウマ、黒幕。ここで引っ張るのか。
結末はうっすら覚えてるので、さほど揺さぶられませんが、初読時はこの気分のままで4巻が出るのを待ってたわけですね。これは厳しい。
このどん底からどうやって這い上がるのかが見ものの4巻に続きます。
導きの星〈3〉災いの空 (ハルキ文庫―ヌーヴェルSFシリーズ)
- 作者: 小川一水,村田蓮爾,反田誠二
- 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
- 発売日: 2003/02/01
- メディア: 文庫
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