空の境界 中(那須きのこ、講談社文庫)

下記「ARIA」を脳内再生しながら読む第4章(^^;)。
やぁ、読みやすいよ。もともとむつかしい詩的な小説ですが、歌の歌詞はもっと直截的に「優しさ」とか「灯火」とかいうフレーズに翻訳してくれてるので、そっちのイメージに染めて読み進めます。
第5章でようやく一般人(?)と思しきキャラが出てきて安心だとか思ったら序盤p100。おおお、ヴァイオレンス! 武器や魔法に拠らない素手喧嘩の方がなんか衝撃ありました。憧れちゃいますよね、男として。
・・・読了。
第5章はかなりグロいけど飛浩隆ほどではないので割と大丈夫でした。てゆうかボーイミーツガールですか、これは(^^;)。
臙条巴の脳内CVにはシロップ(プリキュア5)のイメージで朴璐美をアテました。が、劇場版では柿原徹也だそうな。あと大ボスの荒耶宗蓮には同様に若本規夫。が同様に中田譲治だそうな。なるほどねー。
あと「無限」とか「永遠」という概念もキーワードになってますが、「Self-Reference Engine」とか「ディアスポラ」とかに比べるとまだ考察が足りないなーと。というか円城塔やイーガンはよくアレだけ考察して正気を保っていられるなぁ(^^;)。
どーでもいーですが、荒耶宗蓮って字面で「名探偵・荒馬宗介」を思い出してしまうんですが。あらまそうかい。やなかんじ。

空の境界(中) (講談社文庫)

空の境界(中) (講談社文庫)