死神の精度(伊坂幸太郎、文春文庫)

飲み友達のおすすめで、伊坂2冊目。仙台地元なので書店でだいたい平積みされてます。
アヒルと鴨のコインロッカー」が今ひとつピンとこなくて、「魔王」が面白いらしいのですが、まだ文庫落ちしないので、それまでに読んどくといいよ、ということで。
連作短編6本で、中盤。
タイトルからするとハードボイルドなスナイパーアクションかと思いますが、ぜんぜん違います(^^;)。
死神さんの絡む、すこし不思議ないい話、かな。「世にも奇妙な物語」とか「Y氏の隣人」とか「しにがみのバラッド。」の系統。どーでもいーですが「しにバラ」はアニメしか見てませんが、神でした。モモが能登麻美子だったらもっと神でした。惜しい。
・・・読了。
「恋愛で死神」と「死神対老女」が良かった。
各短編でバラエティもあるし、印象的な(けど記憶に残らない^^;)比喩表現とかも面白かった。死にまつわる言い回しへの死神のボケ(なのかツッコミなのか)も笑えるし。さらっとしてて、とても読みやすい。忘れた頃にもう一度読もう。

死神の精度 (文春文庫)

死神の精度 (文春文庫)