2008-05-06 坂の上の雲 6(司馬遼太郎、文春文庫) 「も」ののほん GWに会社で会議をやるので、その往復新幹線ならびにホテルで読み進めます。 思い込みだけで動く暗愚な帝政ロシア専制君主と、その取り巻きによる腐敗と無責任。 無謀なバルチック艦隊回航作戦と準備・検討不足による現場の不平不満。 恐怖政治で虐げられる民衆と周辺国による反攻の兆し。 少ない兵力を更に逐次投入で擦りつぶしていき、将官不足にあえぐ帝国陸軍。 100年以上昔の物語なんですが、他人ごととは思えませんでしたね。会議の期間中ずっと。新装版 坂の上の雲 (6) (文春文庫)作者: 司馬遼太郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1999/02/10メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 22回この商品を含むブログ (99件) を見る