司政官 全短編(眉村卓、創元SF文庫)
大阪に法事に行く、飛行機往復路で読み進めます。が、風邪引いてまともに読めませんでした(^^;)。
眉村卓ってまともに読んだことありません。「ねらわれた学園」くらい?解説読んでたら「工事中止命令」もそうみたい。大友克洋のアニメのやつは観ましたね。
かなり分厚い、スペオペ政治群像みたいな短編集のようです。小川一水「導きの星」みたいな感じになる・・・のかなぁ?
- 長い暁
- 照り返しの丘
- 炎と花びら
- 扉のひらくとき
- 遙かなる真昼
- 遺跡の風
- 限界のヤヌス
・・・読了。
感情を圧殺し、連邦経営機構の文字通りマシーンの一部となって異星植民地の統治のために働くおっさん群像。
いやー、マジで痛かった。この2週間ばかり個人的に浮き沈みが激しくて感情制御ができなかったもので、各方面にご迷惑をおかけしたり、いろいろと大変でした。これ読んでても身に詰まされること多くて。
- 作者: 眉村卓
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2008/01
- メディア: 文庫
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