未来からのホットライン(ジェイムズ・P・ホーガン、創元推理文庫)

古き佳きホーガン。
P53、猫を「にゃご(キティ)」や「たま(テイブル)」といった下らん名前で呼ぶな、とのこと。ああ、この本の影響だったのか、俺が見も知らぬ猫に「にゃご」と呼びかけるようになったのは。
護民官ペトロニウス(愛称ピート)だっけか、「夏への扉」の猫は。この本ではジェイムズ・クラーク・マックスウェルというやたら偉そうな名の猫が出てきます。
・・・8/12、ワンフェス帰りの復路新幹線で読了。
やっぱりこの頃のホーガンは未来に希望が持てる読後感でいいわ。
多元宇宙じゃなくて、未来から信号が届いた時点で世界がまるまる書き換わるというパターン。量子論ではありませんが、イーガンだったら偏執的にイヤがりそうな設定ですな。