ふかなさけ(小松左京、ハルキ文庫)

ショートショート全集の4。先日八戸の本屋で絶滅危惧種を発見し、この際だからと3冊ほどまとめて保護したうちの一つ。いまひとつこれは!というのは無かったなぁ。

  • 一生に一度の月・・・アポロ11号の月面着陸を茶の間のテレビで冷奴を食いながら見ているという未来を、どのSF作家も予測せず、書きもしなかった、という小松御大の反省が良いです。結局豊田有恒平井和正星新一で麻雀卓を囲んでたというオチも素晴らしい。
  • こちら”アホ課”・・・常識の通用しない部下を持つってのはそーゆーメリットもありますかねぇ・・・。