軌道傭兵5 発進イントレピッドII(谷甲州、中央公論社C-NOVELS)

シリーズとしては最終巻で、4巻から3年後。後半になってやっとハスミ大佐が宇宙に上がり、すげえアクロバットの末に軌道傭兵の創業準備ができたところで終了。
もうちょっと外伝、いや、実は本編?が続きます。谷甲州らしいと言えばまさにその通り。

下記コメントでも書きましたが、少々覚え書きがてら昔語りを。
谷甲州を読み始めたのが当のベーダー氏が貸してくれた「火星鉄道一九」だったので、かれこれ11年ほど前の1995年。で、「軌道傭兵」を読んだのは当時死ぬほど嵌っていた「パワードール(以下PD)」がきっかけであったりしましたのでおそらく1996-97年頃であったでしょうか。NIFTYserveのコンピュータゲームフォーラムのパワードール会議室で紹介されていた本でした。PDおよびPD会議室参加者はギャルゲー要素とガテン系ハードSFが美味い具合に混じってて、当然軌道傭兵はガテン系の方で盛り上がってたものです。たしかハスミ大佐(機長だったかも)という、そのまんま(^^;)のハンドルを名乗ってきた人も居ました。
あ、書いてたら「ときメモ」に嵌った遠因もPD会議室だったことを思い出しました(^^;)。
閑話休題。そんなこんなで当時既に古本屋にしか「軌道傭兵」は置いてなかったので、かなり探しまくった覚えがありますね。今回読んだ5巻は濡れてよれよれの状態で売ってたものです。まともな本に買い換えたいところです、うん。