月は無慈悲な夜の女王(ロバート・A・ハインライン、ハヤカワ文庫SF)
巨匠の革命モノSFの代表作。高校時分、最初に読んだときは「いつになったらSFになるんだろう?」とか思いながら読み進めてた記憶があります。そのくらい革命色が濃くて、月の描写とか、自我を持った巨大ネットワークコンピュータ「マイク」の理論的コジツケとかは(今となっては)弱いです。カオをCG合成するシーンがありまして、史上初めてのCG描写だそうですが、なんとなく「マックスヘッドルーム」が思い出されます。あと、統一帝国ギガノス。
このところ、月の話や自我を持ったコンピュータの話ばかり読んでたので、この古典でもって締めるというかたち、かな。
- 作者: ロバート A.ハインライン,矢野徹
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1976/10
- メディア: 文庫
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