20億の針(ハル・クレメント、創元SF文庫)

アメーバ状異星人の「捕り手」が人間の少年に寄生し、同じ異星人の「ホシ」を追うという追跡劇、だそうです。寄生獣とかバオー来訪者みたいな血の嵐の降るような凄絶バイオレンスロマン、ではないんだろうなぁ、たぶん。
「重力への挑戦」が案外面白かったので、ハル・クレメント作品に手を伸ばしてみた感じ。昔の翻訳SF(初版は1963年^^;)なのでいささか読みづらいですが、まぁそれも味です。

20億の針 (創元SF文庫)

20億の針 (創元SF文庫)