紫色のクオリア(うえお久光、電撃文庫)
ゲーム「シュタインズ・ゲート」の公式資料集や各サイトでもよく引き合いに出されていたので、久々にラノベに手を出してみた。
・・・読み始め。
「人間がロボットに見える少女」ってのは、あれか、火の鳥未来編(だっけ?)のチヒロの逆みたいなもんか。と思っていたが、口絵を見て違うと分かった(^^;)。
- 作者: うえお久光,綱島志朗
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2009/07/10
- メディア: 文庫
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ほわほわ百合百合な、しかし認識論SFかなーと思っていたら、突然グロくなりました。やー、これはショックだね。カタチが機能を決めるのか、機能がカタチを形成するのかってのは、たしかに昔考えたことありますね。
・・・第2章。
文章にタイムリープ?みたいな違和感があったので、この時点で2周読むことを内定。
観測問題を絡めてきますか。んん?ジョウント?
・・・読了。
なんじゃこりゃー! ワイドスクリーン・バロック・・・だと!? まさかまさか。
量子論、人間原理、因果律干渉、数学的共感覚、万物理論、そして宇宙開闢。クオリアひとつからここまで風呂敷を広げられるのか!
それでいて百合百合ガールミーツガール(^^;)。泣くかと思ったよ。
これがラノベで読めるとは、つくづく近頃の中高生は恵まれてるな〜。
あー、すごい読書でした。もう一周読もう。