グイン・サーガ48 美しき虜囚(栗本薫、ハヤカワ文庫JA)

ヴァレリウス強化月間ですかね。
「死の婚礼」の毒すり替えの真相が今頃になって唐突に発覚します(^^;)。
カルモルの陰謀が着々と進んでいきますが、どうにも地味で小手先で、あまり劇的な展開は、今後もしばらくなさそうな予感。
あとどうでもいいけど、ここ何巻かは天野喜孝の挿絵が合わなくなってきた気がします。絵柄が変わったのか、作品が変わったのか、自分のイメージの問題なのか、いまいちはっきりしませんが。

美しき虜囚―グイン・サーガ(48) (ハヤカワ文庫JA)

美しき虜囚―グイン・サーガ(48) (ハヤカワ文庫JA)

以下ねたばれ。
久々のリンダの予言の、その先を見たかった。カルファンの出自から説き起こし、じわじわとした盛り上げ方が良かっただけに。