グイン・サーガ19 ノスフェラスの嵐(栗本薫、ハヤカワ文庫JA)
イシュトヴァーンが野望に向けて本格的に出奔(したんだと思うが)。リンダのことが吹っ切れてるんならそれほど焦ることもなかんべぇとは思います。こいつ見てるとベルセルクのグリフィスを思い出しますな。グリフィスの方が絶望・苦悩は深かったような気がしますが。
メインはノスフェラス砂漠をゆくスカールと騎馬隊200人。スカールとグインってそういえば面識なかったんだよなーと。
また魔導師のたぐいが出てきて一気にSFチックに持っていきます。クトゥルーにこんな怪物が居たような気もしますが、勘違いでしょう。
ノスフェラスの嵐―グイン・サーガ(19) (ハヤカワ文庫JA)
- 作者: 栗本薫
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1984/10/01
- メディア: 文庫
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序文の詩がいささか不吉な感じだったので心配してましたが、スカールとリー・ファが無事に再会できて、よかったよ。
あとはロカンドラスさんはこんな辛気臭い所で油売ってないで、グインのところに行ってあげなさいとか思いました(^^;)。
あと狼王がちょろっと出て来て嬉しかった。