虚無回廊 I(小松左京、ハルキ文庫)

虚無回廊IIIがようやく文庫化されたので、その前に読み返しておく。
1巻のほとんどが序章です(^^;)。太陽系から5.8光年の彼方に突如出現した直径1.2光年、長さ2光年の円筒SS(Super Structure)の調査に向かうAE(人工実存)ヒデオ・エンドウことHEの冒険。
スケールでかいよなぁ。クラークのカーリーは大きさどのくらいだったかなぁ。
序章中盤で展開される天才ミシェル・ジェランの生物学〜遺伝情報〜音楽〜言語学〜宇宙普遍のコミュニケーション・・・という理論が楽しい。
第1章に入って、ABCDEFの6人に分割されたHEのチームオペレーションによるファーストコンタクトも楽しい。

虚無回廊〈1〉 (ハルキ文庫)

虚無回廊〈1〉 (ハルキ文庫)