空の境界 上(那須きのこ、講談社文庫)

TYPE-MOONはアニメ「真月譚月姫」を飛ばし飛ばし見た程度で、よく分かりませんでした。何かきっかけでもあれば、と横目でチラ見しながら手付かずでいた感じです。で、夏コミの勢いも借りて、評価が高いのは知っていたので「空の境界」に手を出してみましたが。
や、これは手強い。合う合わないでいえば、私には合いません(^^;)。
叙述トリック仕込みまくってんじゃないかと。時間軸前後しまくってんじゃないかと。2周読まんとワケわからんのじゃないかと。だれに感情移入しろというのかと。
第3章は、慣れてきたせいもあるのか比較的読みやすく燃える展開だったですが、1章2章は厳しいわ。今日びの若い人はすごいな、こんな大変なの平気で楽しめるんか。

空の境界(上) (講談社文庫)

空の境界(上) (講談社文庫)