メタルギアソリッド(レイモンド・ベンソン、角川文庫)

MGS初めてのノベライズだそうですよ。
シャドーモセス島への潜入ミッション。やっぱりこれが一番熱い。ミリタリー要素満載のミステリとして良く出来てるし。2,3は敵キャラが変人揃いというか万国びっくりショーというか。感情移入しにくくて。PS3も買う気しないし、4はたぶんやらないでしょう。
序盤。
おお、確かにこんな感じだったとゲームを追体験する感じで進んでいきます。ちょっと武闘派過ぎやしないかとも思いますが。さすがに四次元ポケットシステムは実装されてない模様です(^^;)。

メタルギア ソリッド (角川文庫)

メタルギア ソリッド (角川文庫)

読了。ああ、おなか一杯です。以下ねたばれ。
小説としてはセガールな展開でしたが、もっとスニーキングで段ボールなプレイの方が「MGSらしい」かなと。あとちょっとメリル分強すぎ。
MGSが1998年に発売されたゲームで、当時近未来だった2005年を描いています。なので、2001.9.11同時多発テロを経ていないわけですが、このノベライズでは9.11があった世界として描かれています。核軍縮薀蓄のナスターシャ・ロマネンコ女史の出番が少ないのも残念といえば残念ですが、道理。つくづくテロルの横行する世の中を予言してたんだなぁと。
MGS2、3も踏まえて、ビッグ・ボスとオセロットの関係やゴルルコビッチ、ソリダス・スネーク、EE(エマ・エメリッヒ)なども見え隠れしています。