時砂の王(小川一水、ハヤカワ文庫JA)

歴史を遡りながら書き換えながら続く絶望的なエイリアンとの撤退戦。
「果しなき流れの果に」(小松左京)、「All You Need is Kill」(桜坂洋)および「ガンパレードマーチ」、「モンゴルの残光」(豊田有恒)あたりを思い起こしつつ読み進めましたが、読後感はやっぱり小川一水節のオリジナルな世界観でまとめてくれてます。
1943年のくだりが好きだなぁ。

時砂の王 (ハヤカワ文庫JA)

時砂の王 (ハヤカワ文庫JA)