電脳コイル 1(宮村優子、徳間ノベルスEdge)

気が付いたらもう2巻が出てたので、いそいそと追いかけることにしました。たぶん2007年のアニメでは「グレンラガン」と並んで大傑作として記憶に残るであろう「電脳コイル」のノベライズ。
アニメの印象は「ロリータでジュヴナイルな攻殻機動隊」「グロくないラギッド・ガール」(グラス・アイ、世界を右クリックする)で、某氏によると「リアルなデジモン」だとか。
小説はテレビシリーズとは違う展開のようですが、さて、どこへ連れて行ってくれますか。
序盤。
みやむーとは同姓同名の別人のユウコが描くユウコとユウコの物語。一人称文体で視点がぱしぱし切り替わるので、「これは叙述トリックなのか?」みたいなうがち方をしてしまう自分がいっそあわれ。
・・・読了。<メガネ>が13歳で切れるという小説版設定もあることだし、10章あたりを読んでると「おとな」と「子ども」というあたりがキモだとは判るものの、いまいち呑み込めなかったです。うう、ジュヴナイル読めないのか、俺。
次いってみよう。

電脳コイル〈1〉 (トクマ・ノベルズedge)

電脳コイル〈1〉 (トクマ・ノベルズedge)