Self-Reference ENGINE(円城塔、ハヤカワSFシリーズJコレクション)

いくつかの書評で評価の高かった本。難しそうだったけど、脳味噌ぐしゃぐしゃにしたい気分だったので手を出してみました。
・・・序盤。てゆうか短編集なんですが。
うおー、メタだ。数学だ。ベイリーの「時間衝突」っぽい。無限とゼロ。こりゃ極めて理詰めで構築された詩です。笑えるところもかなり多いけど。
落としどころが分からないと落ち着いて読めない性分なので、たぶん2周読みます。
・・・中盤。折り返して第二部突入。
「japanese」が今のところ一番面白かった。ラーメン屋で食いながら読んでて、笑いをこらえるのが大変。
不条理ギャグのテイストも濃く、笑っていいんだよね、この本は。なんとなく作風が掴めたかも。
・・・読了。「落としどころ」は結局分からずじまい。忘れた頃に読み直すことにしよう。あと、読んでる最中に円城塔芥川賞候補になりました。純文学畑なのかー。

Self‐Reference ENGINE (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)

Self‐Reference ENGINE (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)