こちらニッポン・・・(小松左京、ハルキ文庫)

八戸で保護したものの一つ。
首都消失の系統に連なる(順序は分からんけど)都市パニック社会シミュレーションもの、と括っちゃっていいのかな。市井の人々の考え、行動に寄った描き方が面白かったです。あと、当時(昭和51年)は従軍経験者が市井に居たんですなぁ。

こちらニッポン… (ハルキ文庫)

こちらニッポン… (ハルキ文庫)

以下ねたばれ。
p247で小松左京宅が出てきた時点で怪しいとは思いましたし、終盤まで状況に変化は訪れないしで、ある程度予測はしてましたが、メタオチにもってくかー!この湧き上がる「続編読みたい」感をどうしてくれよう。
2ch時代を背景にした続編なんて、面白そじゃない?