涼宮ハルヒの溜息(谷川流、角川スニーカー文庫)

第2巻。テレビの第1話、京都アニメの超名作「朝比奈ミクルの冒険」のメイキングで、そーか、舞台裏ではこう撮られていたのか、みたいな。やっぱほんとにビームが出てたのか、なかなか大変なことになってたんだなぁ。
SF臭はかなり薄いですが、P196でキレそうになるキョンとかにはかなり感情移入できましたし、浮き沈みもあって佳作だったと思います。
どーでもいいですが、こんなラノベにも律儀に添えてある巻末の「角川文庫発刊に際して」は名文ですな。

涼宮ハルヒの溜息 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの溜息 (角川スニーカー文庫)